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バイナリーオプション、通過ドルの選び方

豪ドル/円の為替レートは、「豪ドル/米ドル」×「米ドル/円」の為替レートで計算され、FX業者が私たちにレート提示しています。インターバンク市場では豪ドル/円という通貨ペアはほとんど取引されていません。

ですから豪ドルに世界のお金が流れているかどうかを見極め、豪ドル/円を取引するときは豪ドル/米ドル、ドル円の為替レートを見なければいけないのです。ちなみにユーロ円もユーロ/米ドル×ドル/円の為替レートをかけて算出されます。

では実際の計算例を見てみましょう。現在の豪ドル円は84.60円(Bid)です。豪ドル/米ドルは1.0379ドルドル円は81.51円です。

1.0379ドル×81.51円84.599円
このように84.60円の豪ドル/円の為替レートが算出されることがわかります。

また通貨ペアを選ぶ際に最も重要なのは、米ドルに対して、どの通貨が買われているか、売られているかを必ず確認しましょう。米ドル/円、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、米ドル/スイスなどのドルストレートの為替レートに注目しましょう。

ちなみに目先最も強いのは豪ドル(オーストラリアドル)でしょう。米国のようにサブプライム問題を背景にしたリーマンショック、ユーロのような財政、経済不安などを抱えておらず、鉱山物などの資源輸出を背景に安定的な経済成長、財政運営をしています。また地政学リスクが少ないというのも大きな魅力となっています。

豪ドルなどの高金利通貨はマメに利益確定をしておこう

では最後に、参考までにクロス円取引におけるドル円以外の主な通貨の売買の目安をご紹介します。あくまで私見であることをご了承ください。

ユーロ

ギリシャをはじめとしたユーロ導入国の財政危機がユーロ売りに拍車をかけています。根本的には大きな問題ではありますが、これはいまに始まったことではなく、むしろユーロ導入国の輸出主導による経済立て直しを図るために、欧州当局はユーロ安容認の様相を呈しています。その背景にはドルの暴落に備え、いまのうちにユーロ安にしておくという思惑も考えられます。対円については、今後は105~120円のレンジ相場になると予想されますので、105円付近を買いのターゲットにしておくといいでしょう。

ただし、中長期的にはアメリカのデフォルトよりもユーロ崩壊(2014~2016年)の可能性が高いため、必ず利益確定することをおすすめします。

英ポンド

欧州通貨のなかではドル寄りの通貨なので、ドル売り相場では英ポンドも売られやすい傾向があります。ドルの動きに常に注意しておきましょう。

オーストラリアドル(豪ドル)

対円では長期的に見て50円台が底値と思われます。2011年秋頃、ドル売りに加速がつくととくにもみあいとなるでしょうが、70円台になったときに買っておくのもいいでしょう。またドルが強くなってきたら世界経済も拡大していくため、豪ドルはますます買われるでしょう。

ニュージーランドドル(NZドル)

長期的な豪ドル/NZドルのチャートを見ると1豪ドル=1.30~1.20NZドルというレンジで動いています。ざっくりとですが、1.20NZドル付近になったら豪ドル/円を買い、1.30NZドルになったらNZドル/円に切り替えるという手法もあります。ただし、豪ドルやNZドルといった高金利通貨でキャリーを稼ぐ場合は、必ず通貨安で振り落とされるステージがあるので、持ちっぱなしではなく、マメに利入れをしたほうが賢明です。

スイスフラン

有事の際の「逃避通貨」として認知されていることから、対ドルでは今後も引き続きスイスフラン買い/ドル売りを示唆しています。東日本大震災後の協調介入以降、各通貨が円高気味に推移するなかで、スイスフラン円は左肩上がりを続けているという独特の動きを見せています。非常事態の発生前には「円」と「スイスフラン」が買われるので、危険信号を出していないか見るのに役立ちます。